ひとりごとの最近のブログ記事

「あけましておめでとうございます」では遅すぎるので「寒中お見舞い申し上げます」となりますが、今年初めての書き込みです。

長々とブログの更新もできず、2008年も明けてしまい、なんとも心苦しい限りですが・・・ありがたい「アドバイス」をいただいたユーザーの皆様は年末年始どうお過ごしだったしょうか?

私のほうは、例年の「忙しい年末・年始の本業」と事務所の「引越し」が重なり、また3週間くらい長引いた「風邪」により、フラフラの足元とズルズルの鼻みずで毎日を過ごしておりました。

体力の衰えというか・・・仕事の効率の悪さというか・・・不摂生というか・・・・自身の「非力さ」に「自信喪失」の昨今でございます。(笑)

そんなこんなでブログもサイトの更新もできずにいましたが、いつの間にやら通勤ドットコムのツール(通勤PSP,通勤テキストコレクター、通勤iPod、SIDETUBEなど)の総ダウンロード数が10万を超えていました。(バージョンが多いので当たり前でしょうかね)

名もない、つたない、未熟なツールを少しでも可愛がってくれた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

今後も、ソフト・サービスともにパワーアップできるように、「努力する働きマン」に喜んでもらえるように、非力ですがいろいろやっていこうと思っております。

で、近々いろいろなことを発表できると思います。

思わせぶりですが、少しだけ期待してください!

寒い日が続いてます。
このエントリーを読んでくださった方々も、お体にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。

ニンテンドーDSにアニメやコミックをネット配信 「DSvision」来年スタート(itmedia)

ニンテンドーDSにネット経由で動画や電子書籍を配信する「DSvision」を、大日本印刷とam3が来年3月に始める。スタート時には300タイトルをそろえ、08年度に20億円の売り上げを見込む。
中略
10年には1万タイトルのコンテンツをそろえ、10年度に売上高100億円を目指す。

任天堂DSは、ゲームだけじゃなくて「電子書籍」「電子出版」も視野に入れてきたようです。もともと、全世代にうけるように考えているゲーム端末ですから、必然的にこの方向に進むのでしょうね。

大日本印刷という「大企業」がバックでこの事業を推進するのですから、相当数のコンテンツが集まるのかもしれません。(2年で100億の売り上げを目指すって、DS2000万台の状況では実現可能なレベルなんでしょうね・・・)

通勤ドットコムとしては、Kindle同様にこの発表を歓迎しますが、なんとも歯がゆい気持ちです。(PSPじゃないし・・・)

小型端末好きな私としては、当サイトをオープンしてから一貫して「ハード優先のコンテンツ不足」を嘆いてきました。

PSPにしてもw-zero3にしても、ハードとして相当優秀だと思います。
そして「モバイルコンテンツの可能性」を信じて購入した人も多いはずです。(いつでもどこでもと宣伝している機械ですから・・・)
なのにその「可能性」(=個人的には「電子書籍」「電子出版」)はほとんど示されていません。

この分野でも、任天堂DSの一人勝ち・・・なのかなー

PSPがんばれ!でもSCEは「PSPはゲーム機だらから」って言うのでしょうね・・・

また、こういう発表もありました。

手塚治虫Mマガジン

手塚マンガを動画風に視聴できる「手塚治虫 Mマガジン」(internet waitch)

アルファシステムズは、手塚治虫の漫画に動きや音声を加えたモーションマンガを配信する有料サービス「手塚治虫 Mマガジン」を12月1日より正式開始する。
中略
手塚治虫マガジンビューアでは、コンテンツの購入、視聴が行なえる。対応OSはWindows Vista/XP/2000。作品はWMV形式での配信となる。ポータブル機器対応の作品を購入した場合は、PSPやビデオ対応WALKMAN、 iPod、ニンテンドーDSでも視聴可能。DSで利用するにはPLAY-YANかPLAY-YAN microが必要だ。 また、ビューアで作品購入後にID設定をすることで、QRコードを生成し、モバイル専用サイトにて携帯電話からも視聴できる。対応端末は、 NTTドコモのFOMA 90xシリーズとauのCDMA 1X WIN。なお、携帯電話での視聴料金は1話105円のプランに含まれている。今後は、QRコード付きトレーディングカード経由のコンテンツ配信も予定しており、イベントや販売店などでカードを購入して、作品が視聴できるようになるという。

当サイトでも紹介している「電子かたりべ」を運営するアルファシステムズが、PSP,ビデオウォークマン,任天堂DS(+PlayYan),携帯電話向けに手塚治虫動画コンテンツを配信するサービスです。

どのくらい広がるかわかりませんが、PCもモバイル(携帯電話含む)も一貫して提供するこっちの「アプローチ」の方が個人的には好きかな・・・

先日のKindleといい、モバイル端末向けの音楽以外のデジタルコンテンツ(特に電子書籍と動画)が、幅広い機種に提供されて、通勤時間に「読む」「視る」「聴く」ことが「普通にできる」といいのにと思っています。
通勤PSP,SIDETUBEのような面倒なツールがいらないという意味です(笑))

「携帯電話のキャリア」で縛ったり「特定機種」で縛るビジネスではなくて、「モバイル」という枠で考える仕組みが欲しい・・・ですけどね。

でも、「通勤者向けモバイルコンテンツの配信・販売される時代」の夜明けは近い?のかも(1年以上前から言っている気がしますけど・・・)

前回も書きましたが、アマゾンの電子書籍端末「Kindle」の詳細が出てきました。

■Amazon Kindle intro(Youtube)

■Amazon、ワイヤレス機能つき電子書籍リーダー「Kindle」発売(ITmedia)

米Amazon.comは11月19日、電子書籍リーダー「Amazon Kindle」を発売した。3Gデータ通信方式のEV-DOに対応し、書籍やブログ、雑誌や新聞などをPCなしで直接ダウンロード可能。電子インクを使用した高解像度の画面はバックライトを使用しておらず、太陽光の下でも実際の紙面を読む感覚で読めるという。解像度は600×800ピクセル(167ppi)でモノクロ4 階調。サイズは7.5×5.3×0.7インチ(19.05×13.46×1.78センチ)、重さ10.3オンス(292グラム)で、一般的なペーパーバックの書籍より軽量。価格は399ドルで、対応書籍はAmazon.comの「Kindle Store」で購入可能。既に9万冊以上の書籍を取り扱っている。ジェフ・ベゾスCEOはKindleについて、「通常の書籍を超えるものにしたかった」とコメント。「Kindleはワイヤレス接続が利用できる。寝室でも電車に乗っているときでも、本のことを思いついたら、60秒もしないうちに手にすることができる」とアピールしている。・・・・


■Kindle に関する16のマメ知識(POLAR BEAR BLOG)

■米・アマゾンのトップページ

■アマゾンのKindle販売ページ

値段は、$399(約4万3000円)だそうで・・・日本での「展開」は、リリース発表されてないみたいですね。

参考までに、「Kindle」と「PSP」の大きさの比較の図です。

思ったより小さいですね。旧型PSPとほぼ同じ重さです。(PSP1000 280g)
参考:モバイル端末のサイズ重量比較【通勤ドットコム】


アメリカでは多くのブログで、この「アマゾン+Kindle」のサービスが電子出版・電子新聞を具現化するサービスだと期待されているみたいです。また、「iPod + iTunesのアップルのビジネスモデルを、アマゾンが獲得したかった」という解説も多いようです。
■iPodがAmazon Kindleを駆逐する日(ITmedia オルタナティブ・ブログ)

… Amazonは、自分のストアと一体化させたデバイスがほしいようです。そのためならなんでもやるといった感じ。よほどiPodがうらやましいんでしょうね。
 Apple Insiderには、まさにそのような記事が書かれていています。たしかに1冊9.99ドルという価格はiTunes Storeのアルバム1枚に相当します。価格も初代iPodと同じ。…


まー、どちらにしても小型電子端末で「豊富なコンテンツ」が入手できるサービスは、私的には非常に「ウエルカム」な方向です。

日本でも新しい動きを「大きく期待したい」のですけど、新聞社・出版社は腰重そうだから、まだ先でしょうかね。小型端末好きな私としては、サービスとして出版社・新聞社・コンテンツフォルダを巻き込めない多くの「日本のメーカー」の「哀れ」というか「非力さ」を感じてしまいます。(頭の固い会社・業界・鉄板病の幹部という構図が浮かびますけど・・・ネットワーク配信も電子書籍ビューアも先に作っていたのはSONYなのにね・・・)

また、海外企業に牛耳られるのでしょうかね・・・しょうがないので、現状の日本では、PSPなどの小型端末 + PC + アプリケーション + 青空文庫で我慢しますか・・・

通勤PSP

通勤テキストコレクター

通勤iPod

VOYGER社 :T-Time/azur

青空文庫

参考:通勤ドットコム電脳書斎 PSP2000とFW3.7

参考:新聞 デジタル化に未来はある?


追記:PSPの画面を縦に使う「アナタヲユルサナイ」というアドベチャーゲームも発売されましたし・・・個人的には、PSPの縦画面使いは、電子出版に向いていると思うのですけど・・・

噂のあったアマゾン電子書籍端末が正式に発表されるようです。
名前は、「キンドル」。

米Newsweek最新号の巻頭記事に掲載されたようです。
The Future of Reading:(英語)

アマゾンのベゾスCEO、電子ブックリーダ「Kindle」の詳細を語る--米報道[CNET Japan]

Engadget Japanese:Amazonの電子ブックリーダーKindle公開、399ドル

eブックリーダー、「Amazon Kindle」が月曜日にデビュー―見場は悪いがスグレモノ

今夜(19日)プレス発表らしいので期待していまいます。

新聞も毎朝ダウンロードできるとか・・・(アメリカだけでしょうけど)
Webブラウザーもついてるとか・・・
PC無しでコンテンツダウンロードできるそうです・・・
(通勤ドットコムのツールだとPCが必要ですから・・・)

こういうサービスが出来るのも、アマゾンの電子書籍データのバックグラウンドがあればこそなんでしょうけどね。

この「Kindle」の発表で日本でも電子出版・電子新聞の流れができると、通勤ドットコム的には大歓迎なんですけど・・・ブログや書評で紹介された「新書」をすぐダウンロードできたら、こんなに嬉しいことはないのに・・・

少したったら、iPhone、iPod touchなどへもサービスするのでしょうかね。
日本のメーカーや新聞社・出版社もこの流れに乗ったほうがいいですよ!きっと!

10/19(金曜日)テレビ東京のワールドビジネスの取材を急遽受け、その日のうちに番組内でこの通勤ドットコムが紹介されました。番組内では「Webサービス」として「縦書き」にできるような印象があったみたいで、お叱り・落胆のメールを多く頂きました。

すみませーん。

通勤ドットコムで提供しているのは、無料の自作ソフト(windows用)と、モバイル端末を使うための情報です。「サイト」だけで何が出来るということではありませんので、「期待して」訪れていくれた方々を落胆させたなら、「スミマセーン」と謝るしかないわけです。

それと、多くのユーザーが感じるみたいですが、結構面倒なツールです。(説明も足りないかもししれません)

そのあたりは、私のプログラム能力の無さ、時間的制約、条件的制約(権利関係・ライセンス関係・著作権の範囲など)の結果なので、これも「ごめんなさい」と謝るしかないのです。

すみませーん。

また、開発への協力やビジネスのご提案、激励のメールなども多く頂きました。ありがとうございます。(順次対応させてください)稚拙な”素人プログラマー”のツールですから、みなさまからのメッセージは励みになります。ほんとうに感謝しております。


でも、今回はマスメディアの力を思い知らされました。(1日で、1月分のアクセスがありました。)
放送では「縦書き」が強調されてましたが、私が言いたかったところは以下のような内容です。

通勤時間を有意義にしたい「モバイルユーザー」は大勢いて、
携帯電話(=1円で交換する感じ)とは違う愛着のある「モバイル端末」を使いこなして
スキルアップや、情報収集、ビジネスに役立てたいと思っている人は多いように感じる。

そのわりに、子供向け(語弊があるかもしれませんが・・・)コンテンツばかりで、
大人のためのコンテンツが少ないので、このような自作ソフトを提供している・・・・

自作ソフトは、カスタマイズできるようになっているので(面倒なんですがね(笑))
「愛着のあるモバイル端末」をより活用したいとき、少しでも役に立てたらと思ってサイトを開設している。

こんなつもりで話したんですけど・・・取材ディレクターにもきっと伝えきれなかった・・・
いつもは、取材する側なので、取材される側の気持ちが始めてわかった気がします(笑)

私の中では、愛着のあるモバイル端末を、装飾したり、カスタマイズする延長線上に、通勤ツールがあります。モバイル端末は、普段長く使うものですから、手に慣れるように、自分だけのメニュー作りや表示カスタマイズする楽しみがあると思っています。

与えられた状態のものをそのまま使う(=例えば携帯電話)より、「自分のためのツール」を追求することで、愛着のあるモバイル端末になるような感じがします。(ザウルスなどはその典型ですよね)

縦書きもその範囲の結果なんです。

通勤PSPで、デスクトップをカスタマイズしたり、w-zero3の設定を長々書いてみたりしているのは、愛着のある「私のモバイル端末」だから、もっとどうにか活用したい・・・同様に思う人達がいたら、私が知ってる範囲、提供できる範囲だけでも「共有」できれば・・・

そんなつもりのサイトなのです。

もし、気に入っていただけたら、周りの方々にもご紹介いただけると嬉しく思っています。

それと、もうひとつのツール「SIDETUBE」もぜひお試しください。
テレビ型ストリーミングメディア再生専用ブラウザ「SIDE TUBE」

通勤ツールと連携することも可能ですので(いろいろ設定が必要ですが・・・)、サイトだけでも覗いてください。

今週は、テロ特措法延長・給油問題が多く取り上げられることが多かったみたいです。(時期をみてまたまとめてみたいと思いますが・・・)

ある仕事が一段落したのおかげで、今週は夕方、夜のテレビニュースを見るチャンスがありました。「福田総理vs田中真紀子」とか「野田聖子vs佐藤ゆかり」と「舛添vs長妻」かいう「対決構図」を演出した内容のコーナーが多く、実際の「議論の内容」より「その人の人間性」や「過去の因縁」とか「言葉尻」とかを「面白おかしく見せるのに相変わらず終始しているなー」という感じ・・・・でした。

この「わかりやすい」ワイドショー的演出手法は、そこから浮かび上がる「真の問題」を視聴者に「的確」に示すための方法として一定の評価はできると思います。ただ、問題の縮図として「対決構図」を取り上げているはずなのに、それ自体を演出することに終始して「格闘技」のように「因縁」とか「宿命」とかドラマチックなキーワードで演出する。

「問題はどこだっけ?」というようなことになってしまっていると感じるのは私だけでしょうかね・・・(たぶん伝えているつもりなのでしょうけど・・・)

で、今週の一本目はこの動画から、

テレビ報道、いま何が問題なのか!?
「葉千栄のNIPPONぶった斬り 」朝日ニュースター 2007.01.13 OA

Youtubeにも上がっている現在のテレビ報道の問題点を検証しているCS放送朝日ニュースターの番組です。問題としているのは


・報道番組と視聴率の問題=視聴率が取れる報道番組=ワイドショー的作り方
・視聴者感情を揺さぶる演出=加熱する取材合戦=ワイドショー的作り方
・コストがかからない番組づくり=手間隙をかけない番組=ワイドショー的作り方
つまり、視聴率の取れる安直な報道姿勢⇒テレビジャーナリズムの衰退

というように解釈しました。つまり、「放送局側」の事情=「視聴率」という商業的要素に大きな原因があるという結論のようです。

この番組を見る制作者はどう感じるのだろう・・・

発信者としての「心得」を疑われ、ジャーナリズム精神の劣化を突きつけられても、「視聴率」が大事だから、「唯一の指標」だからと思うのだろうか・・・・

たぶん「多くの制作者や記者」はそう思っていないと思う。

そういう目で見られてしまうことに憤慨する人も多いかもしれない。

「何か違うと思いながら、作っているんだ。でも商売だからしょうがない・・・」といい人もいるだろう。

「俺のやっていることは商売だから売れてナンボで、そのための番組だよ」と言い切る人もいるかもしれない。

逆に、「視聴者」がこういう番組を好むんだから、それに合わせて作っているだよ!という声も聞こえそうだ。

私も映像業界の端っこのほうにいるので、彼らの意見を聞くことも多いのですが、いつもこう思ってしまう。

「時代はかわりつつあるんですよ」


このブログでもよく取り上げる池田信夫ブログ「NHK会長は辞任せよ」から、NHK橋本体制がダメな理由をここで引用させていただくと

元同僚からも意見を聞いたが、出てくるのは「理事会は脳死状態」「何も決まらない」「会長のいうことを誰も聞かない」といった話ばかり。少なくとも橋本会長がいる限り、事態は打開できないという点で、彼らの意見は一致していた。インターネットについても、それを担当する部署さえないという現状で、改革を試みたが、あきらめて辞めた友人もいる。

中略

実質的に経営を取り仕切っているのは、原田専務理事以下の経営陣だ。そのうち半分ぐらいは私も知っているが、彼らは「番組のプロ」ではあっても、おそらく財務諸表も読めないだろう。インターネットについての知識も、素人同然だ。5年ぐらい前までは、私も総合企画室に呼ばれてインターネットの話をしたことがあるが、みんな茫然とするばかり。50年以上変わらない業界の感覚が、ムーアの法則についていけないのだ。

この中の、

彼らは「番組のプロ」ではあっても、おそらく財務諸表も読めないだろう。インターネットについての知識も、素人同然だ。5年ぐらい前までは、私も総合企画室に呼ばれてインターネットの話をしたことがあるが、みんな茫然とするばかり。50年以上変わらない業界の感覚が、ムーアの法則についていけないのだ。

この感じがよーくわかる。(偉そうですみません)

Youtubeやブログ言論で、放送局は変わらざるおえない。
そして、「外圧」が番組を作る姿勢への影響を及ぼし、より良い方向への変化の「機会」だと私は思うのですが、実際には今起こりつつある現象をテレビ局は理解していない感じがします。批判するやつらが増えたな(=厄介なことが増えた)という感覚なのかもしれないと考えてしまいます。

既得権に守られている今のうちに、それを最大限活かして、次の時代のマスメディアを作る必要があるのに、自己防衛しか考えられない・・・・

こんな状況も起こりつつあります。

NHK、受信料補完へ番組配信:日経BP
「NHKは放送済みの膨大な番組をインターネットで配信する準備を進める。受信料制度に疑問を持つ人でも納得できる料金体系を導入する計画だ。」

放送局もインターネットの影響で、目先の収益が足りなくなるから「それを利用して」収益を埋めるという発想のようです。

この発想は、一見正論のようですが逆のような気がする。

既存メディア資産の切り売りを考えているだけで「未来」がない。
「未来」の作り手・コンテンツを考えていない。
ほんとうの事業収益の方法や、アイデアを発想していない・・・

多くの方が考えるように、これからは、オンデマンドでの情報取得が主になる。生活時間が多様化して、タイムシフト、プレイスシフト(ロケーションフリー)が当たり前。携帯電話(この呼び名も変わるかもと思っていますが…)は、より進化してリッチな機能と回線でメディア伝達の手法は加速的に進化していきます。そのことを理解している人が多いから、一番の話題になるのだと思うんです。

携帯電話での情報取得が「日常」の若い世代のことを、テレビ報道番組制作者たちはどう考えているのだろう。経営者達は、「俺にはわからない」とでもいいそうな気がするけど・・・・

若い世代への「信用あるコンテンツ提供」と「提供方法の開拓」をテレビ局はしようとしていない。もっといえば、「信用」の部分で、彼らから見放されそうになっている。「テレビ」はいらない!という「空気」があることに焦りはないのだろうか?

「生き残り」を考えるだけの発想(=自分達は逃げ切れる)という年金問題に通ずる感じがするのは私だけでしょうかね・・・・

SideTubeを評価してくれるユーザーから、意見を頂いたことがあります。

「Sidetubeを使うと『放送局』もipアドレスの1つでしかないのだと思う」

私もそう思います。そういう時代になりつつあるのです。

そんな時代の報道に大事なのは、「信用」しかないのは当たり前。その「信用」を確立することこそ、生き残る道はないように感じてしまうのですけどね・・・

ネットが主流になる時代が始まってしまったのです。ビジネスの手法と利益の確保がどんどん難しくなる。

そんな時代に発想のない経営陣を抱えて、報道とかニュースはどうなっていくんだろうか・・・まして、信用を失えば・・・・

もし、番組制作者がどう見られているか(=ネットの空気)を知りたいなら、こんなブログも読んでみたらどうでしょう?(きちんとメディアリテラシーを発揮して読んでくださいね。)

きっこの日記から
テレビが見捨てられる日
テレビを信じるナンミョー予備軍たち
「ヤラセは地球を巣食う」
「続・ヤラセは地球を巣食う」
「続々・ヤラセは地球を巣食う」

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次の話は、続きにも思えるけど著作権法の改正の話

以前から、著作権侵害問題のことは、自分の商売とこの通勤ドットコムで提供しているツールの狭間でいろいろ考えてしまうのですが、特にYoutubeという爆弾が爆発してから、どんどん加速する「Web共有」という新しい形に、どんな権利が存在して、どういう基準をで作ればいいのか、曖昧な著作権法を読めば読むほどわからなくなります。

ただ、以前書いたように、ユーザーに責任を求める方法はどうも「自爆」するような気がしてならない・・・

このネットという「厄介な伝達手段」をどう利用して収益をあげるのか?
どういう考え方をすれば、「便利」で「有益」なネット利用ができるのか?

コンテンツ側の多くは「その答え」を考えないまま、現状の「既得権」を守ることに終始している。
ユーザー側は、コンテンツ側の行き過ぎた「既得権」主張を批判している。

ユーザーとコンテンツ側が、反目し、お互いを「疑いの目で見る」状況に拍車をかける今の状況がなんだか不幸に思えてなりません。

そこで、以下の記事などを読んでいただいて、この改正を判断していただきたいのですけど・・・
私的録音録画小委員会の議論がほぼ決着しました:津田大介氏・音楽配信メモ
違法コンテンツのダウンロードが“罪”になる:時事ニュースを読み解く “津田大介に聞け!!”
「コピーし放題」でも儲かる!? DRMフリー音楽の今:時事ニュースを読み解く “津田大介に聞け!!”
マドンナはレコード業界を捨てるのか:池田信夫 blog
成長する音楽産業:池田信夫 blog
音楽は‘共有’するものだ:showkyよもやま話
文化審議会の著作権改正論議が香ばしすぎる件:Glassleaf
YouTubeから“コピー”できなくなる日

実際に、コンテンツ側に資本力が無くては(又はそれを維持しなくては)いいものは作れないと私は思っています。ただ、その方法を既存の形のまま維持にするのは「もう無理」だという感じがします。

将来、「違法ダウンロード」にユーザー責任を課してしまうと、「新しいビジネス」の可能性がなくなるような気がする・・・(それも日本だけ)

「販売」されるコンテンツにある種の「嫌悪感」を感じ、そうではない「クリエイティブコモンズ的作品=商売になりずらい」コンテンツばかりになり、挙句の果てが、コンテンツ自体の劣化を招くようなスパイラルに・・・・

インターネットのおかげで、出口が膨大に増えたのを「新しい商機」と考えるのが得策なのに、それを利用する「ユーザー(特に将来、コンテンツ消費してくれるはずの若いユーザー)」を敵に回しては、後々損する気がするのはわたしだけでしょうかね・・・

Youtubeを見ても他の動画共有を見ても、ビジネスになっていないだろうけど「可能性を感じる作家」達はたくさん出てきている。その優秀な次世代の作家を、ビジネスにする方法を考えていくほうが先なような気がするけど・・・・

“津田大介に聞け!!” もはや音楽は消費材か──「着うた」世代の今から引用させてもらうと・・・

── 中高生はCDを買わないんでしょうか?
津田 マキシシングルは1000円、1200円だけど、「着うたフル」なら欲しい1曲だけ3〜400円で買える。シングルより安いからという理由で、「着うたフル」を買っている中高生も多いです。  僕は、そうした買い方に慣れた子供達は、「1曲よかったらアルバムCDも買ってみよう」という流れにつながらないのではと思っています。  同じ音楽配信でも、パソコン向けのサービスを利用するユーザーは、目的がちょっと異なります。パソコン向け音楽配信は、今まで音楽CDを買ってきて、それをパソコンに取り込んでライブラリー化していた人たちが、その感覚の延長上で使っている。だから「アルバム単位で曲を揃えたい」と考える人が少なからずいる。  僕は過去、音楽業界を陰で支えてきたのは、年にアルバムを何百枚も買うような音楽マニアだったと思っています。  もちろん「着うた」を全否定しているわけではありません。とはいえ、いくら「着うた」が好調だからといって、目の間のお金に引かれて、携帯電話向け音楽配信にばかり力をいれていたのでは、そういう音楽マニアにそっぽを向かれて、長い目で見たら音楽業界は先細りになっていくんじゃないかと思っています。

彼は、「着うた」のことで言っていますが、同じように長い目でみた「ユーザー獲得」を考えた場合、法律で「違法だ!違法だ!」とあれもダメこれもダメにしてしまうことで、、将来、商売する機会も縛ってしまう「がんじがらめ」の空気になるような気がするんですけど・・・・ユーザーに「拒否」されるだけでなく、「海外」に商売を取られてしまう(法律の違いによって)・・・・インターネットはその側面が怖いと私は思っています。

フランス:DEEZER(インターネットラジオ?)

ポストPandora、無料で音楽無料で楽しめる音楽共有型ネットラジオに新顔登場。:「DEEZER」:ポッドキャストとけものみち

「DEEZER」はフランスのサービス。サイトに「LEGAL」 としつこく書いてあるように、フランスの著作権協会SACEMに広告収入の一部から支払っているよう。 つまり権利関係はクリアされています(ま、日本で使うのは知らん)。・・・・

「商売」と「著作権」の関係って、変なところに線を引くと、次の世代を潰す可能性があるような気がするんです・・・・ユーザーも制作者も誰も得しない法律改正に見えるのは私だけなのでしょうか?

通勤PSPの発端は、この「面白い機械=PSP」を自分なりに使い倒したいという欲求からスタートしたわけですが、なぜ「ゲーム」もほとんどしない私がPSPに「はまった」かというと、友人でかつ仕事仲間のA氏の多大な影響があります。

初期のブログにも書いたことがありますが、この友人「PSP大好きおじさん」A氏は「PSP専用の映像」を、仕事として発注してくる唯一(もしかしたら日本で唯一?)の映像プロデューサーであります。

前回のブログにも書きましたが、今回買ったばかりの新型PSPもこのA氏に「奪われた」のですが、この顛末を書くにあたって彼の「営業テクニック」を少しだけ書いてもいいという「みかえり」の承諾を得たのでちょっと紹介したいと思います。

このA氏は、ある企業の「工作機械」のマニュアルやビデオマニュアルを作る仕事を多く抱えています。文系が多いビデオ制作者の中で、理系出身で元エンジニアである彼は「クライアント」に重宝がられ、多くの仕事をこなすのですが、彼の営業方法、納品方法に「PSP」は欠かせない存在になっています。

彼のプレゼンは「ビデオコンテ」や「紙芝居コンテ」「過去の事例」を複数のPSPに入れてクライアントに見せます。通常ならば、DVDやVHSにして「会議室」などで「プレゼン」するのですが、敢えて小さなPSPを担当の方々に渡してみてもらうという方法をとっています。

私も経験があるのですが、会議室の「テレビ」や「プロジェクター」でプレゼンをする場合、どうしても「儀式的」な空気になり、クライアントからの質問や意見も少なく、「検討して後ほどご連絡します」などというコメントでまとまられてしまうことがたびたび起こります。

この場合、制作側としては「で、感想はないの?」「駄目なの?」という「針のむしろ」状態に置かれることが多いのですが、
A氏曰く、
「PSPでプレゼンすると、近くで顔を寄せて話さなくちゃならないから『クライアントの本音』がわかるんだよね。会議形式だと話しづらくても、少人数ごとで観てもらうと「気軽に」話しやすくなるし、「PSPプレゼン」の珍しさで話題が広がる。それでこっちのペースに乗せてしまえば、意見や質問・先方の状況・事情もわかる。その上でPSPやDSの話題でひとしきり会話が弾めば、まず発注はくるね!」
と豪語します。

そして彼のすごいところは、この「小道具(PSP)」用の専用ビデオまでも発注させてしまうのです。

マニュアルビデオやメンテナンスビデオなどは、その企業固有の「ノウハウコンテンツ」になるわけですが、DVDやVHSやイントラネット上の動画配信などで「みておいてください」的に存在していても、多くの「従業員さん」たちには「やっかいな存在」で「日常の忙しさ」もあり、せっかく作ったビデオも後回しで「あまり役にたたない」などと「やんわりと拒否」される傾向が高いみたいです。

半分暗くした部屋で「大勢で観る」などとした場合には「疲れ」のためか眠りの時間に・・・

しかし、彼曰く
「PSPを貸し出し」または持っている人には”メモステ”にコピーして、コンテンツを渡すと、帰宅の電車の中とか、暇な時間とかを利用して『思った以上に熱心に』見てくれる」
ということだそうです。

雇用形態も複雑になっているせいか、社内ブログなどで「社員」間の意思疎通を図るケースなどが多いようですが、彼が実践しているように「PSP=携帯ビデオプレーヤ」は、「情報伝達」「技術伝達」の「風変わりな方法だけど効果的」ないい事例なのかもしれません。(特別なケースかもしれませんけど)

最近ではその会社の「営業」さんたちも、カタログや営業資料をPSPに入れて「接近攻撃」でお客さんにみせているそうです。

で、私の新型PSPですが、彼の「お願い!新型PSPもう1台至急いるんだ」という深夜の電話により、開封もせず「奪取」されたというわけです。

私 「なんで俺の持っていくんだよ!足りないなら買えよ!」
A氏「仕事になったらね!」
私 「おまえPSP好きなんだから、自腹で買えばいいだろ!」
A氏「いやー アマゾンでiPod Touch5台予約したから金が足りないんだ!」
私 「・・・・・・・」

彼はiPod Touchも営業ツールにするようです。
私の新型PSPは彼の「iPod Touch」のためにはるか遠い空の下…
ある自治体の「プレゼン」用に渡しているようです…旧型を貸せばよかった…仕事になって帰ってくるといいのですけどね…

ということで、PSP2000が帰ってきたら私なりのご報告もしたいと思っています。

会社の後輩:○○さん(=私)こそ、新型もう1台買えば!通勤PSPの作者なんだし!
私:俺だってipod Touch欲しいだよ!

追記1
今回の話は「働いている方がこのブログを観ている」と勝手に断定して(笑)仕事・営業の参考になればと思い書いてみました。また機会があれば、Flashマニュアル編とかPSPで立体ビデオメガネ奮闘編(笑)とか書こうと思っています。

追記2
彼は、PSPの販数売にそうとうの貢献をしていると思います。その会社の方々はPSPを「勢い」で購入してしまうみたいです。
iPod Touchに「鞍替え」なんてしたら「裏切り者扱い」されるぞ!Aさん!

追記3
お仕事の発注もお受けしま~す。PSPやモバイル端末のコンテンツならお任せください!ちょっと営業してみました(笑)

10/1に産経、毎日のニュースサイトがリニューアルされました。

MSN毎日インタラクティブ ⇒ 毎日jp
sankei Web ⇒ MSN産経ニュース
10月という忙しい時期に2つのサイトが同時にリニューアルする状況は経験が無く、あたふたした2日間でした。

ツールを使っていただいている方には、「またこのソフト動かない…」と思われるのもイヤですし、多くの方に協力を頂いているアプリケーションですから、その方々の期待も裏切りたくない。なので、昨日は徹夜で新しいバージョンを作っていました。その結果、巨人が優勝したのも「デバッグ中」に知り、ビールかけの映像はまだ見ていない…隠れ「原ファン」の私です(泣)


この10/1は、かねてから「噂」のあった読売・朝日・日経の共同サイト運営の発表もあり、新聞社がこれからインターネットとどう関わるかを多くの方々が書いています。

池田信夫 blog
■新聞社サイトの囲い込み競争
木走日記
■日経・朝日・読売の共同サイト運営~ネットの特性とは逆流している時代錯誤も甚だしい愚かな戦略
ITmedia News
■朝日・日経・読売が提携 「ネット活用で紙の新聞を維持」

新聞社のサイトは、おおむね「肯定的主張」をするわけですから、マイナスの意見は出ないわけで 上記のような「ブログ」発信は、「いい意味でのメディアの拡大」ではないかと思ってしまいます。新聞各社は、従来のモデルが崩れ、再販売価格維持(再販)制度の特殊指定の問題や「押し紙」問題などで批判にさらされている昨今の状況ですから―
■新聞の再販制度と特殊指定はホントウに必要か?(ライブドアニュース)

■「押し紙」とは?――新聞界の悪しき伝統(オーマイニュース)

「生き残り」と「事業継続」のため、「なんらかの方法に活路をみいだす」ことになったということでしょう。その答えが「強者連合」というのも、「生き残り」しか考えない発展性のない考えのように感じてしまいます。

新聞の正しいネット事業形態とか「闇の部分」とかは他の優秀な書き手のみなさまに任せて、「通勤中に社説を読もう」などと薦めている私としては、「新聞紙=大きな紙」という「パッケージ」について考えてみます。

直接的・間接的に「新聞はいらない。だから通勤PSPはアリ」という意見をいただきます。その多くが「紙は、かさ張る」「捨てたり資源回収がめんどう」「資源のムダ」「通勤電車で広げられない」など「大きな紙=パッケージ」への不満です。

ある友人は
   「新聞購読はいいけど、部屋が狭くなる!」
極論かもしれませんが、ちょっと判る気がする・・・

当然、私のようなモバイル端末好きな「人種」は、「大きな紙」を通勤電車で「バサバサ」やる「おじさん」行為を軽蔑し、スマートに情報を取得したいという意見が多くなるのは否めない。

そんなPSPや任天堂DSやモバイル端末が普及している時代ですから、これらの端末に「新しい形の新聞」を提供するサービスを新聞社が行ったら、相当数の支持を受けると思うのですけど・・・(テキストだけでなく、写真やレイアウトに工夫したものという意味です)

携帯電話でニュースを読む人も多いと思いますが、面積が小さいしなんだかごちゃごちゃする感じが嫌いで、通勤PSPw-zero3で読む方法を当サイトでは紹介しているのですけれど、いっそのこと「きちっとレイアウトしたデジタル新聞パッケージ」をモバイル端末向けに配信すれば、「500円/月」くらいで購読する方は多いのではないかと思ったりします。

もっと考えると、音声合成機能付き「新聞PSP」というソフトを開発して(笑)、「初音ミクが読んでくれる新聞」と銘打ったモバイル向けサービスが始まれば、私などはすぐに飛びつくだろうなと思ったり・・・・
そして、最近テレビでよくみる「電子ペーパーディスプレイ」のように「折曲がって」「軽くて」「雑誌サイズ」だったら・・・・そんな端末が欲しいし、どんなに便利だろうか・・・そういう時代は近いのでしょうか・・・・

「紙の新聞を維持」とかいうのも心情的にはわかるのですけど、「技術立国」で「ものづくり国家」の日本ならば、「デジタル新聞技術でイノベーション」とかいうスローガンを立てて、既得権益や宅配制度に頼らない「競争可能」なジャーナリズムを目指します!とかいう宣言をするのもいいんじゃないかと思ったりしてしまいます。

『モバイル端末の未来は「新聞社」と「出版社」が握っている』とどこかで読んだ記憶があります。新聞が本気でデジタル化してくれるといいのに・・・・共同サイト運営などと「目先」でなく、映画やSF小説のような「未来」を先取りするような「サービス」の方向性を打ち出してくれないかな-(それはメーカーの役目なのか、やっぱり・・・)

あー、部屋が狭い(笑)


参考?:新聞紙は環境に悪い
アマゾン:新聞社 破綻したビジネスモデル/河内孝著

当ったり前のことを「ユーザー責任」に置き換える無茶苦茶な議論がされているようです。

「法改正後はYouTube見るだけで違法」は誤解、文化庁が見解示す

著作権侵害問題は、Youtubeの無謀な拡大戦略=世界征服巨大インフラ化の影響で、対応策の無い著作権管理団体=本当の権利者でない既得権益団体によって、この国だけに適用する「脅迫」的管理方法を法制化しようとしているようです。

私は法律の専門家ではないので「著作権侵害」を考える素養がないかもしれない。
しかし、「大人」としてこのような「ユーザー責任で違法」というメディア規制を認めるわけには到底いかないと考えています。

家電AVメーカーの発展は、ダビング機材の歴史です。

ダビング=複製とは何なのか?それは便利さです。

タイムシフトできること。プレイスシフトできること。
カセットテープもビデオテープもMDも、DVDに焼くことも、HDDに残すことも・・・
「複製」して保存することでタイムシフト・プレイスシフトでき、何回も見ることが可能になるという技術です。

ダビングとは、いつでもどこでも=より身近にコンテンツをもつ手段で、
それがネットによって拡大したわけですからコンテンツビジネスは、もっと拡大するチャンスを得たということです。

ならば、それを推し進めるために「多くのユーザー」を獲得しようというのが本筋のはず・・・


複製技術をベースに、家電AVメーカーは発展し、同時にコンテンツメーカーも発展してきたわけです。
複製を商売に変えたのは誰かといえば、家電メーカー・パソコンメーカーです。
それによって巨大な産業になったのがコンテンツ産業です。

ユーザーはその「便利」という売り文句に乗って商品・製品を購入しその中でコンテンツを楽しみます。
そして、その製品・コンテンツを売るのに「私的利用の範囲内」を前提にしてきた。

私達ユーザーは、その商売に乗った。そして多くの製品とコンテンツを消費してきた。
身近なったコンテンツは、大きな大きな産業に育った。

なのにこの「ユーザー責任」で違法という法律改正案が議論されているとは、どこを向いての議論なのでしょう?

貸しレコード・カルチャーコンビニクラブ(ツタヤ)(=コピー放題の原型?)を取り締まる前に「ユーザー責任」とする。

複製機械製造業のソニーや松下を取り締まる前に「ユーザー責任」とする。

ユーザーが悪いんだから・・・
ユーザーなんて、どうしょうもないやつらだから・・・

こんな風に感じてしまうのは、私だけでしょうか?

タダで、コンテンツが手に入る仕組みは、確かに魅力的です。
しかし、それを間接的に利用しているメーカーやネット企業・通信インフラ企業のモラルは関係なく
「責任はユーザー」という法律ってとってもまずい。

再送信目的で利益を得るとかコピーしたものを販売するとかいうのは当然違法で、当たり前のこと。
ただユーザーは、それを(違法だと知っていても)楽しむことを「権利」と主張したほうがいい。

インターネットにアクセスするために高い接続料を払い、高価な機器を買い、ユーザーはコンテンツを得ている。

それを利用して、機材もコンテンツも買う。

そこの横に、無料のコンテンツがあったら、そちらに向かうのはしょうがない気持ちです。
多少やましい気持ちでも、それに手を出してしまう。

「だって、高い接続料と機材を買ったんだよ」

かかったコストによって、そんな気持ちになるんです。
コンテンツを楽しむ気持ちを大事に育てる前に「違法だ!泥棒だ!」と言われれば、
普通の感覚なら、見るのも聴くのもやめるでしょう。

ただ、出会わなくなる・・・・もっと言えば、この国のコンテンツ以外の「合法で無料」の魅力的なコンテンツに気持ちが向くでしょうね。

お題目だけの「コンテンツ立国」は、アメリカのITシステムに負け、国内ユーザーから見放されて・・・

販売されているものをアップロードするのは現時点でも違法。これは間違いない。
しかし、それをうまくコントロールできないから「ユーザー責任」にするとういう考えは、相当間違ってる。

「商売」をなんと考えているのか?
ユーザー・消費者がいて商売です。その消費者に責任を負わせるの?
「ファンへの感謝」の行き着く先が、こんな考え方でほんとうにいいの?

この法改正案は、消費者から大きな反発を買う。
コントロールがうまく出来ないのを「お上」に頼って法律改正しようとするのは、コンテンツ発信側の自殺行為だと思う。

相当多くの人が、コンテンツを買うことを楽しみにしている。
そして「タダ見」もそのコンテンツ販売に寄与している。

メディアの数が増えたのをもっと喜んで「商売」を考えたほうがいい。
商売の手法は、デジタル化・ネットワーク化の時代で大きく変化したのです。
流通業者・中間業者・権利団体が中抜きされるのはしょうがない時代なのです。

ならば、違法性を「ユーザー」に向けるより、時代の変化を乗り越える「工夫」を考えることが先なのではないでしょうか?


今回の法改正案が、既存のコンテンツ提供方法を守るための「ユーザー責任論」にしか聞こえないのは、著作権管理団体の意見が「エゴと既得権の死守しか頭に無い」と思われているからに他ならないからです。

既得権益を大事にすれば「時代」にとり残されます。

商売の「答え」と「トレンド」を、海外の優秀な「人々」に牛耳られたならば、
それを超えるアイデアや工夫で巻き返すくらいの考えや、
それを応用して、商売の拡大を狙うくらいの気概のコンテンツメーカーや企業が出てくることを願います。

コンテンツ立国というなら、映画会社・テレビ局が利害やエゴを乗り越えて、
世界へ向けた「新しい日本版Yotube」を作ろうとでも考えませんか?

インターネットインフラは、国境を越えるのです。だから、問題を複雑化する。
コンテンツ立国を真剣に考えて、過去の人の権利を主張する前に未来の作家達に何が今必要か考えて
この法改正も行って欲しい。

デジタル化が諸刃の刃だといことくらい、多くの「制作者」は理解している。
変化する環境の中で、著作権管理団体や文化庁の頭のいい人は、未来のこの国の「コンテンツ」を考えて、「ユーザー責任で違法」という制作者とユーザーを分断する無茶苦茶な考えを推し進めないで欲しい。

ファンだから見るのでは?興味がある「購買予備軍」だから見るのではないのか?
そこに「答え」を用意しないで、違法のレッテルを貼っていくのが目に見える・・・・

上記の記事の中でも、孤軍奮闘している津田大介氏に敬意を表さずにいられない。

■ダウンロード違法化/iPodの補償金対象化」がほぼ決定した件と、ITmediaの記事で抜粋されている発言についての補足

「無責任男」という言葉は、今年亡くなられた植木等さんの代名詞だった。

今年から、昨日やめた「総理大臣」がそう言われるのかもしれない。

ただ、この2つの「無責任男」という言葉は、時代のせいか相当に違う印象があります。

植木さん活躍の時代には、「無責任」という言葉に明るさがある。

この2007年、明るさが全く無い・・・