通勤者のためのブログ記事を探せ!(第6回)
今回も、小沢辞任会見から辞任取りやめ会見の一連の騒動を取り上げてみます。
まず、2つ動画を紹介します。相当面白い考察です。
1つ目は、独立総合研究所:青山繁晴の意見から、「裏切りに敏感な小沢氏」「小沢氏は自己否定のくり返し」という話をしています。
2つ目は、政治評論家・森田実氏の意見、アメリカへの恐怖心をもつ田中派「小沢氏」という話。
政治評論家・森田実氏独占インタビュー(2)大連立は背信行為
2つのビデオとも、私的には面白かったのですが、森田氏のビデオで気になるのが「アメリカへの恐怖心」というくだり。
小沢氏の2回目の会見での質疑から
私は見込み違いだったとか、特別な思惑をもって諮ったわけではない。あなた方はあまり重く受け止めていないからもしれませんが、国連の活動以外は軍隊を派遣しないというのは、今までの政府の方針の大転換であり、憲法解釈の大転換だ。私は年来、ずっと主張してきた。国民生活に直接利害を及ぼすものではないが、安易な軍隊の海外派遣はどのような結果をもたらしたか、歴史をみればわかることだ。国連を中心にして、国際社会で平和を守っていく、そのために日本は最大限の努力、貢献しないといけないとずっと主張してきた。従って、日本の国の将来にわたっての、国民生活の安定と安全のために大事なのだと考えた。私個人としては、この大転換を福田首相が認めたことをもってしても、それで政策協議に入ることがいいのではないかと思った。
この会見を言葉通り考えると、アメリカ言いなりの「無原則」を修正しようと私には聞こえます。どうしょうもない国連だとしても「アメリカから距離を置く」という解釈の変更は、政府見解の大転換であり、それに福田首相が乗ったという話もほんとうのだとすると、この二人の考えは、小泉政権まで続いたアメリカ一辺倒の「属国を抜け出す」という「意見の一致」をみたのではないかと思いたい。
森田氏は、それでも給油活動継続のために小沢氏が変節したと考えているみたいですが、2回目の念押しとも思える上記の発言と福田氏の「小沢氏は信頼できる人」という言葉から、この二人の奇妙な「信頼」の深い深い意図は「アメリカ呪縛からの脱却」だったのかもしれないと好意的に考えてしまうのです。
前回気になっていた「ナベツネ」フィクサー説は事実のようですが、そのシナリオ(=アメリカの意思)どうりではなく、上記の会見から可能性として考えられる「老獪な政治家」としての「小沢氏・福田首相」ならば、今回の騒動の本質は相当意味深いことであるように感じてしまうのです。
年金問題・官僚不審など膿が溜まった社会、格差が広がる社会・・・「不安」を感じながら働く私達に、今回の騒動とは何かを考えてみたとき、「劇場政治祭り」ではない「政治家としての深い思慮」があったと思いたい・・・そうでなければ、あまりに「お粗末なこと」にしか思えなくなってしまう。
この件について、ビデオニュースドットコムで宮台真司氏と神保哲生氏がマル激トーク・オン・ディマンドで話しています。
マル激トーク・オン・ディマンド :幻の安保政策大転換を惜しむ小沢辞任騒動を受けて
この上記サイトは有料ですが、以下のビデオの19'35"以降に抜粋があります。
このマル激では、日本には「アメリカ絶対追従問題」と「政権交代ができない問題」と2つの大きな問題があると前置きし、特に「アメリカ絶対追従の問題」を気づかせたことに今回の小沢騒動は意義があるというところに私は同感してしまいます。
また、彼らの話にもあるように、単なる「説明責任の追求」「壊し屋小沢」「密室批判」などという報道は、「マスコミの無能」という認識を広めるだろうと私も思います。そのような「単純キャッチコピー」に飽き飽きしている人は相当数いると感じられるのです。
そして今回のフィクサー「ナベツネ」への批判は多くのブログで掲載されました。そして読売新聞もその対象になっています。
池田ブログ:「偉大なる三流紙」読売新聞
ナベツネ批判は、読売新聞批判に変わっていくでしょうね・・・
また、小沢氏を批判しながらも、期待してしまうブログも多いような気がします。
木走日記:小沢一郎『仮面ライダー』仮説
マスメディア報道と同じ質の「単純図式」での「小沢オワタ」的内容は多すぎて割愛します。
今回の騒動の結果は、いろいろな意味で面白いことだらけであった気がします。
そして今回のことが、「アメリカ絶対追従の害」と「「官僚の害」と「マスメディア劣化の害」を吹っ飛ばすための序章であって欲しい・・・
そして「不安」ばかりが増え続ける「衰退する日本」のスパイラルを抜け出し、前向きに思考転換する「タイミング」になることを少しですが期待してしまいます。
アメリカ経済が落ち込む、今しかないと思うのは私だけでしょうか?
このタイミングを生かすには「民主党の若手にかかっている!」と応援しておこうと思います。
10/12:1つ目の動画をV:socialに差し替えました。
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