ブログはじめました

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通勤ドットコムのブログからの掲載です  
通勤ドットコムのサイトをオープンして10日が経過しました。

この10日間、あまりの反響の多さに驚き、恐れ、慌てふためき、インターネットの世界の「凄さ」を本当の意味で実感しました。

8月1日まで「通勤PSP」とか「通勤テキストコレクター」とか「通勤ドットコム」という”言葉”はこの世に微塵も存在しなかったのに、今ではグーグルなどでトップに表示されます。本日8月11日までに、ツールだけで約6000ダウンロード。1日のサイトアクセスが約8000から10000アクセスあります。「まー普通じゃないの」と言われるかもしれませんが、たいした「覚悟」もなく「戦略」や「展開案」もなく「勢い」だけではじめたサイトです。「3ヶ月に1000ダウンロードくらいあれば、成功かな。その後でどうするか考えよう」とオープンしたときは思っていました。しかし、この展開。「ちょっと待ってよ。早すぎるよ。」という感じで、一番驚いているのは公開した「私たち自身」なのです。

通勤PSPや通勤テキストコレクターは、サイトの中にもありますが、社内で情報の収集用に作成していた自社開発のアプリケーションがベースになり、それをPSP用ポケットPC用にモディファイしたものです。

弊社の本業は、映像制作会社です。その業務の中で、取材先の調査やリサーチの為に、自動ですばやく情報を集めるためのツールが必要でした。そこで通常業務の終わった後に少しづつ作成し、まとめてきました。そこに、去年w-zeor3が登場。このzero3をほとんど「衝動買い」で手に入れた私は、新聞社の社説やコラムを収集し通勤途中に読もうと思い、社内で作成していたアプリケーションを個人用にモディファイし、電車の中「zero3で新聞を読む」状況を楽しんでいました。それを見た知人が、「俺もやりたい」「頂戴よ、そのソフト」という感じで、周りに広がっていきました。今では、私の周辺の人たちのほとんどがzero3を購入し、この「zero3で新聞を読む」ことを日常にしています。当たり前ですが、「これも読みたい」「あれも読みたい」というリクエストがきます。その方がクライアントだとすると、無碍にも断れずに、日々このアプリケーションの改良をする羽目に落ちいったのです。

ある日、「PSPで出来ないの?」というリクエストがありました。そのリクエストを言った方は、PSP 用の映像の仕事を発注してきたクライアントです。彼は、PSPに惚れ込んでいて、ロケーションフリーTVで、ご自宅のスカパーチューナーまでつなぐ「ロケーションフリーTVは最高だぜ!」をいつも口にする超テレビマニアです。PSPのゲームもいつも持ち歩いていて、彼の生活の中には、PSPがしみ込んでいます。そういう私も、PSPを持っていました。発売当初「みんなのゴルフ」を購入し楽しみましたが、それ以来我が家で眠っていました。このいつでもテレビマニアの彼の説得に応じ、もうひとつのアプリケーション開発が始まったのです。

以上のような経緯で始まったアプリケーション開発は、以後難航を極めます。本業との両立と、私自身のプログラム能力の低さからです。私はプログラマーではありません。映像制作を本業としています。台本を書いたり、撮影に行ったり、編集をしたり、音やナレーションをつけたりして日々生計を立てています。しかし、この映像制作の世界も、コンピュータ無しでは成り立ちません。その制作の中で、ある意味しかたなくプログラミングを始めました。それは、今では弊社の主要な業務である”マルチビジョン”と”立体視映像”という形態の発注が非常に増えたという背景があります。複数台の映像を映し出すとき(立体だと2台ですが)どうしても機材の同期(シンクロ)が必要になります。このシンクロのためにコンピュータを使うのですが、この時プログラミングが必要になります。そのプログラムをどうしてもしなくてはならなかったのです。それ以来、たいした知識もなくプログラムを” 否応なく”しているのが私の現状です。ですから、今回のような開発の途中では”問題”が多く発生します。バグの理由も見当違いで、2、3日悩むこともしばしばです。また、本業が忙しいときには、1週間もプログラムを見ないでいると、自分の書いた”コード”の意味もわからなくなります。出口の見えない作業が続きました。しかし、周りの方が使って喜んでいただくことに、少しづつ快感を覚えたのもこのころです。

やっとのことで、改良したアプリケーションは、PSPにも対応しました。現在のバージョンの原型です。

そこで、いっそのこと「売っちゃえば」という意見も出てきます。でも、私自身「売り物」にしたくはありませんでした。「売り物」にしたら本気でプログラマーにならなくてないけないと感じたからです。何度も申しますが、私は「映像制作」を生業にしています。その中で、偶然に近い形で出来上がったものがこのアプリケーションです。まして、本職のプログラマーの方に、この稚拙なアプリケーションで対抗できるわけがありません。また、サイトの中にも書きましたが、多くの優秀なフリーウェアに対して、失礼だと感じたからです。

そこで、社長の一声でした。

「サイトで無料で公開してみな。商売は後で考えよう」

”勢い”だけのスタートです。そしてこの8月1日を迎えたわけです。

正直申しまして、不安だらけの「通勤ドットコム」です。資金、人手も十分ではありません。しかし、はじめた以上、出来る限りの運営、開発をしていきたいと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。また、掲示板、ブログにもご意見、ご感想をお寄せください。(返事については、あまり期待しないでください)

最後に、オープン当初、PSPやzero3に関するブログサイトの運営者の方々に、好意的な紹介を頂いたことを心より感謝します。ほんとうにありがとうございました。

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